RMC 法と RMC_POT
Reverse Monte Carlo(RMC)法は、散乱実験などで得られたデータに整合する三次元原子配置を構築する手法です。原子配置から計算した散乱量と測定値との差を評価し、原子位置の試行変更を反復します。
RMC_POT は、中性子回折の \(S(Q)\)、X 線回折の \(F(Q)\) や \(I(Q)\)、電子回折の \(F(g)\)、EXAFS の \(E(k)\) などを扱います。部分二体分布関数 \(g_{ij}(r)\) は、原子配置から得られる重要な構造量です。
散乱データだけでは局所構造が一意に決まらない場合があります。そのため、必要に応じて原子間距離、配位数、結合角、FNC、その他の構造制約を組み合わせます。
RMC_POT の計算を始めるには、初期原子配置、計算条件、および使用する実験データを準備します。各ファイルの役割は 入力ファイル にまとめています。
詳しい理論は RMC 法の解説 を参照してください。
参照:RMC_POT user guide 2023.1, I.A–I.C, I.K–I.Q.